ふとした動作がきっかけで瞬間的に激痛が走り、腰が動かせなくなってしまうものです。
原因の一つとしては、椎間板の線維輪が何かの動作の際に一部切れてしまった場合があります。
また別の原因として、骨に付着している筋肉が肉離れを起こした場合などもあります。
ギックリ腰の場合は主に、重たい物を持ち上げるなど体に無理な負荷がかかった場合になることが多いです。
ギックリ腰の場合、脊椎にはっきりとした変形があるとき以外は、レントゲン撮影等では異常が見られないことが多いです。
ギックリ腰になってしまった場合は、しばらく安静が必要となります。痛みが和らぐ前に動くなど無理をすると、かえって症状を悪化させ長引くことになります。
しばらくは重い物を持たない、中腰での作業は控える、長時間同じ姿勢はしないなどの注意が必要です。
また一度治っても再発することが多く、再発を繰り返すうちに腰椎椎間板ヘルニアになってしまうこともあります。
痛みが和らいだら腰痛体操をしたり筋肉を鍛えるなどの対策も必要となります。
ぎっくり腰になってしまう前に、まずは腰の疲労を解消して下さい。
