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ウイルス対策の消毒液に関して

 

現在は新型コロナウイルスの感染対策のため、消毒液も品薄になってしまっていますね。

消毒液の種類や使用法に関してまとめさせて頂きます。
まず今回のウイルス対策として有効な消毒液の種類としては『エタノール』『次亜塩素酸ナトリウム』『イソプロピルアルコール』『過酸化水素』です。

まず一般的に販売されていて馴染みのあるものとして、手指などの皮膚には消毒用エタノールなどのアルコール系消毒液、物の表面には次亜塩素酸ナトリウムがあります。
ウイルス感染対策的に効果がある濃度としてアルコール系は70%~80%、次亜塩素酸ナトリウムは0.02%~0.1%程度のものが良いとされています。

これらの消毒液は通常布巾などに染み込ませて汚れを拭くか、スプレーを吹きつけるなどして使います。
そして除菌してから5分ほどで菌が死滅するとされています。
なお、消毒する際には濡れた状態の部分では効果が薄まりますので、必ず乾いた状態において消毒しましょう。

まずアルコール系消毒液は刺激性が強いもののため、手荒れなど皮膚が荒れている部分には用いないようにしましょう。それとゴム製品などは変質しますので長時間浸さないようにしましょう。

次に次亜塩素酸ナトリウムですが、こちらは刺激臭が強いものですので、使用時には出来るだけ換気しましょう。また他の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生する恐れがありますので、決して混合はしないようにして下さい。そして金属製品に用いると金属腐食をおこしてサビが発生しやすくなりますので、金属製品には使用しないようにして下さい。汚れた個所へ使用すると消毒効果が特に低下しますので、汚れは必ず落とした後に使用して下さい。

ウイルス感染対策に気を付けなくてはいけない時期ですので、このように消毒液の濃度や使用法にはくれぐれもお気を付け下さいませ。